【月経】戦前の、生理に関する資料

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生理
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お婆ちゃんが生理の事を「メンス」って言う。メンスって生理の事なんかな?

ナプキンの事を「アンネ」とも言うよね

私は高齢者介護をしている中で、世代によって色々な物の呼び名が変わる事を学びました。

トイレの事も、私が今まで出会った高齢者は「かわや」「ちょうず」「おしょうすい」などと言っていましたし、

在宅ヘルパーをしていた時の50代の上司は生理用ナプキンの事を「アンネ」と言っていました。(「生理用ナプキン アンネ」で検索して理由がわかりました)

 

おむつの事を毎日調べているうちに、最近は月経の事を調べる機会も増えてきました。

今回は、たまたま見つけた、生理に関する興味深い資料を、ご紹介したいと思います。

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戦前の生理に関する調査資料 香川県立丸亀高等女学校 

1938年(昭和13年)、香川県立丸亀高等女学校の生徒に行った、月経に関する調査。

たった3枚の資料なんですが、読み応えがあって面白かったのでご紹介します(´艸`*) 

1.月経を示す種々の言葉

まずは1枚目を見ていきましょう。

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この1枚目で私が注目したのは「3・月経を示す種々の言葉」です。

月経を示す言葉…生理や月経以外に、たくさんあるのですね。

  • 月の便り
  • M
  • 病気
  • メンシイヅ
  • 週番(?)
  • 日の丸
  • おめでた
  • 月のもの
  • 例の病気
  • よごれ
  • 月ざはり
  • メンゼス(メンス)
  • あれ
  • 赤玉ポートワイン
  • めぐみ
  • 祭日
  • 例のもの

 

…以下略

・赤玉ポートワイン

いや…ちょっと…赤玉ポートワインって面白くないですか??(笑)

当時の女学生のセンスよ( *´艸`)

ちなみに赤玉ポートワインと言えばこれですね↓

朝ドラ「マッサン」でも少し出てきました。

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1922年(大正11年)撮影だそうです。

ちなみに今画像を探したら、こんな画像が見つかりました↓

この画像は亡くなる直前の ご本人・松島榮美子さん(90歳)と赤玉ワインポスター。 昭和58(1983)年3月 撮影の一ヶ月後に歿 松島榮美子(本名・川島榮美子 明治26年~昭和58年) 没年は昭和58(1983)年4月7日 享年90才です。

ご本人でしょうか?なんて素敵( *´艸`)

引用 リメイク版 (2007.3.5) 赤玉ポートワイン 松島栄美子のポスター : My favorite 私のお気に入り♪

話は戻りますが、そうそう、私が介護現場で出会ってきたお婆様方は、生理の事を「メンス」って仰ってました。

なぜに外国語???

ちなみに私の知り合い(30代女性)は「レディースデー」と言っています(なんやそれ)。

私達の世代(アラフォー)は軒並み「生理」と言っていると思います。

小学校では「月経」と習ったけど、なんだか生々しくて私は言いにくい…というか好きではなかったです。だからあえて生理と言っていました。

・日本の月経研究の第一人者、松本清一先生 

松本先生は

「生理という言葉は正しい意味を表していませんから、月経という言葉を嫌がらずに使ってほしいと思います」

 と話されています。

引用 生理と言わず月経と言おう | 月経研究会

 とはいえ、月経も生理も、正直言うとそんなに明るい印象が無いので、もっと明るく前向きになれる言葉が生まれないかなーと思いますね。

それを考えると、私の知り合いの言う「レディースデー」は中々良い線いってるんじゃないでしょうか?( *´艸`)

 

2.月経に関する迷信又は習慣

次に2枚目を見ていきましょう。

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これを読んでいると、月経がまるで病気のような扱いです…(^-^;

●神仏に参らぬこと

●神仏の器具に触れてはならぬこと

●磁石を跨ぐと石が割れる

●月経中に洗髪すると汚れが落ちない

●月経中洗髪すると股毛がひどくなる

●千人針の効がない

●月経中に道端で便所をすると其の付近の草が枯れる

●神社の鳥居を潜ってはいけない

●赤飯を焚いて一人前に成ったとお祝ひする

…などなど。

「月経の血が目に入ると目がつぶれる」とか「なほらない」とか言われてたんですね…。

お赤飯は今でもするのでしょうか。

おめでたいイメージがある反面、マイナスなイメージも大いにあったのですね。

・女子マラソンの選手

1985年の第7回東京国際女子マラソンで、東ドイツのビルギット・ワインホルト選手が走っている最中に生理が来てしまい、しかしそのままパンツを赤く染めながらも走るのを止めずにゴールまで走り切りました。

当時の世界中の女の子に勇気を与えたんだとか。

生理は病気じゃない、恥ずかしい事でも穢れた事でもないんだと、認識を広めたんですね。

 

3.戦前の、初潮期や周期、量に関する調査

3枚目、最後の資料となります。 

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周期や量に関しても詳しく調べていて興味深いですね。

「初潮の来る月は4月と8月とが最も多く冬季に少なきは自然の現象に合致している。即ち4月と8月は萬物の活動最も著しく此の時期に初潮の多きは別に不思議ではない様に思はれる。」

↑う…うーん?そうなのかなぁ?(´・ω・`)知らんけど。

初潮の来る月とか正直どうでも良いですが、調べた人は何か理由があったのでしょうかね。

 

最後の言葉にありますが「この調査は予告なく突然学校で調査した」とあり当時の女学生の困惑が窺い知れます…(´・ω・`)

今調べたら、どんな結果になるのか…知りたい気もします。

ちなみにこの資料を見つけたところはこちらです→ 月経に關する調査資料

 

今回は以上です(/・ω・)/

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