【排泄ケア】大人用テープ式おむつの付け方動画それぞれの特徴・まとめ

介護

おむつの付け方動画なんてどれも同じでしょ?

最近はおむつのメーカーや介護系の学校だけでなく、個人のユーチューバーなども動画でおむつの当て方を教えてくれています。

それぞれにどんな特徴があり、どんな違いがあるのかを、今回はまとめてみました。

テープ式おむつの付け方動画 それぞれの特徴

以前自分が職場の人達に向けたおむつの当て方の勉強会をする前に、

  • 見せ方・伝え方
  • 声の出し方
  • どういう言葉を使えば理解しやすいのか

などを参考にしようと、色々な方の動画を見漁りました。

何度も見ているうちに文字に起こしたくなり、マイク機能を利用して文字に起こしました。

以下の15の動画を紹介します。

      1. ユニ・チャーム・ライフリー おむつの付け方研修 (7:55)
      2. ユニ・チャーム・ライフリー (5:55)
      3. 大王製紙・アテント (3:29)
      4. 白十字・サルバ (5:29)
      5. 大関美里さん (7:58)
      6. OT安藤祐介さん (3:49)
      7. 日本製紙クレシア・アクティ (3:27)
      8. 王子製紙ネピア・ネピアテンダー セット方法 (1:53)
      9. 王子製紙ネピア・ネピアテンダー 女性の場合(1:36)
      10. 王子製紙ネピア・ネピアテンダー 男性の場合(1:45)
      11. 花王・リリーフ 準備篇 (1:09) 
      12. 花王・リリーフ テープ式とパッドの使い方 (2:18) 
      13. 光洋 仰臥位編 (1:38) 
      14. 光洋 拘縮編 (1:44)
      15. リブドゥコーポレーション・リフレ (3:08) 

 

※マイク機能を使って文字に起こしましたが、話し言葉をそのままではさすがにわかりにくくなるので、目で読んでわかりやすいように言葉を置き換えたり、所々削ったりもしています。

ご了承下さい。

ユニ・チャーム・ライフリー おむつの付け方研修 (7:55)

私が個人的に一番好きで、勉強になって、

楽しくて、何度も見ている動画です。

講師の方のキャラクターが最高。

言葉選びも分りやすい。

勉強会の雰囲気がとても良いです!

私がテープ式おむつの付け方を漫画にした際、この動画の流れを参考に作りました。

引用 ユニ・チャーム オムツのつけ方 ライフリー

文字起こし

こしぼね腸骨の上、胴体の一番細いところ くびれてるところ

立ってるとどこか分からないんだけども、側臥位になるとお肉も自然と下に下がるのでその位置だなというのが見えてくる 

このくびれに合わせて テープ式を置く

パットを置く

(ユニチャームのパッドは透けてる部分がある。ここが吸収スピードが速いとされている場所

尿道口を透けている場所にあてる)

くびれている位置に合わせておく、パッド合わせておく、この時に必ずテープ止めのギャザーの中に入れる

厚みがない方はパッドの位置は後ろの方へ、厚みのある方はだいぶ前の方に、その方その方の厚みに合わせた位置にパッドを置く

側臥位から仰臥位になっていただく 

いきなりここからパッドに手をやる ではなくて

絶対確認していただきたいのが お腹側にテープを持ってくる こうすると正中中心から右と左のテープの長さ 違ったりしたら また同じ事しないといけない

同じ位置にしたい おへそと言うか 体の真ん中から 右と左の長さが一緒じゃなかったら 曲がってしまう。 毎回毎回確認をしながらきちんとセンターに持ってくる

 テープだけ、ガワだけが 真ん中に来てたら良いっていうものではなくて

パット自体が、例えばこういう状態で当たっていたそうする

何が起きるかと言うと、 このギャザーから外側というのは撥水加工

水をはじく 水をはじく場所が尿道口に当たっていたら どうなるか

吸収しませんよね

本来のパッドは全然綺麗なのに テープ止めだとか衣類だとかシーツとかがびしょびしょという状態になりかねません。 なのでパットの位置もきちんと確認していただく。

ギャザーがあります、尿道口に対してギャザーが右左同じ長さになっているかどうかを確認してください

それが OK だったら

山折りにしていただく。半分に折っちゃいます

何が良いかと言うと拘縮の方 せばまっている方に「入り(はいり)」が良くなる 確実に半分に折るというのをやって下さい

そして軽く足側に引きます 

持ってきてパッと広げるんではなくて 

お姉さんは毎日歩いてます。足しっかりしてます  

でもオムツを当てられる方達のことを考えて頂くと 、もものお肉がだいぶこうね、言葉悪いんですが、たるんでいる

そのお肉を挟んだ状態で お肉を挟むということは、隙間ができる

そうすると漏れる

なので1回こうきたらお肉を逃がすって事をして頂きたい

右も左も  こうした段階で恥骨をきちんと 覆える

テープ止めも一緒です真ん中のところで 半分に前に折っていただく

軽く足側にひく 

この足側に引くというのしなかったら、たるみがそのまま出ちゃいます、テープ止め自体

 なので一回足側に引く 足側に引いた状態で持ってくる

ここでもまたお肉を逃すってことをしてあげてください

できたらなんですけどこの二本のギャザー 中に、前側のパットの、 広げて入れるということをしていただくと、ギャザーがどれだけ鼠径に沿うか。そういった環境を作って差し上げて下さい そうしないとモレちゃいます

テープ右も左も上も下もとりあえずつけちゃえではなくて

これでは力の加減が変わってきてしまう 

まずは右も左も下側から留めてもらう

このままお姉さんの足の太さに合わせて 持ってくると 今ここに至る

これだと足の可動域可動域を制限する

おむつというのは良くないものです

福祉用具というものは間違った使い方をされると その方にとってマイナスしか出てきませんので

ちょっと頭側に半円を描きながらこの方の足の可動域を確保してあげる

右と左同じ 何となく半円を描きながら当てていただく

上側のテープ止めもきちんとくびれからこの方の傾斜に合わせた形で止めていただく

こんな感じで止めていただくと (側臥位になる)この部分、臀部の部分が例えばたるむ 

たるんでしまうと隙間ができてモレます

要するにズボンを下げるとオムツも一緒に下がるっていう現象が起こります

この傾斜の部分を きちんとしないと簡単に下がる ずれる 隙間ができる 漏れるという事になりますので 

たるまないようにこうスルッと入るか、自分で当てた後に確認をする

流れ
  • くびれに合わせてテープ式を置く
  • パッドの置き位置はその方の厚みと尿道口に合わせる
  • テープ式のギャザーの中にパッドを収める
  • 仰臥位になったらまずはテープの位置がセンターにきてるか確認
  • パッドも真ん中に来ているか確認
  • パッドを足側に引く
  • パッドを山折りに半分に折る
  • ももの肉をおむつの外に逃がす
  • テープ式も足側に引く
  • テープ式も山折りに半分に折る
  • ももの肉をおむつの外に逃がす
  • テープを留める時はまずは右も左も下側から留める
  • 可動域を制限しないよう、半円を描きながら当てる
  • テープの上側もくびれから傾斜に沿わせて当てる
  • 最後、臀部がたるんでいないか確認

ポイント盛りだくさん。

根拠や理由をしっかり教えてくれてるし、

この動画だけ見ていても間違いはないと思う。

ユニ・チャーム・ライフリー (5:55)

引用 ユニ・チャーム ライフリーおむつのあて方「テープ止めタイプと尿取りパッドのあて方」

文字起こし

テープ止めタイプと尿とりパッドを装着する際には四つのポイントに気をつけてください

4つのポイントとは

1:ギャザーの機能を活かす

2:尿取りパットが最も吸収する箇所に当てる

3:オムツの間に隙間を作らない

4:おむつ全体をずらさない 

この四つのポイントを重視し しっかりと実践していただくことでどんな体型や姿勢でも漏れを軽減することができます

それではこのポイントの詳しい説明を交えながら正しい当て方をご紹介します 

まず始めに装着しやすいようにあらかじめテープ止めタイプに尿とりパッドセットしておきましょう

この時尿とりパッドの立体ギャザーをしっかり立てておきましょう

次に尿取りパットがテープ止めタイプの立体ギャザーにしっかりと収まるようにセットしておきましょう

それでは準備したテープ止めタイプと尿取りパットを当てていきます

まずはご本人に横向きになっていただきます

先ほど準備したテープ止めタイプと尿とりパッドをしっかり広げテープ止めタイプのウエストギャザーをウエストの位置に合わせておきます

尿とりパッドの位置はご本人のお尻の割れ目が隠れるくらいの位置に置きます

続いてご本人に反対側の横向きになって頂き片側のオムツを広げます

そして再びご本人に仰向けになっていただき尿とりパッドを当てます

まず女性の場合の当て方をご紹介します

女性の場合は尿とりパッド山折りにして恥骨を覆うように当てます

そしてテープ止めタイプを当てるとき尿とりパッドを固定するためにテープ止めタイプを山折りに持ちましょう

テープ止めタイプの立体ギャザーをしっかりと広げながらご本人の鼠径部に沿わせるように引き上げます 

 

続いて男性の場合の当て方をご紹介します

男性の場合テープ止めタイプに尿とりパッドをセットする際、尿とりパッドの面積の広いほうがお腹側に来るようにセットします

次に尿とりパッドの立体ギャザーをしっかりと立てておき、尿とりパッドがテープ止めタイプの立体ギャザーにしっかりと収まるようにセットしておきましょう

そして尿取りパットを当てていきます

尿とりパッドを引き上げながら谷折りにしカップ状にして性器を包み込むように当てます

そして最後にテープ止めタイプのテープを止めていきます

このとき体にフィットさせた尿とりパッドを固定させるために必ず下のテープを先に止めます

下のテープは水平もしくは上向きにし体に沿わせて隙間のできない位置で止めます

そして今度は上のテープを腰骨に引っ掛けるようにしながら下向きにとめ反対側のテープも同じように下向きに止めます

これで完了です 。

特徴
  • ポイント4つギャザーの機能を活かす②尿取りパットが最も吸収する箇所に当てる③オムツの間に隙間を作らない④おむつ全体をずらさない 
  • 女性は山折り、男性は谷折りでパッドを当てる

大王製紙・アテント (3:29)

引用 大王製紙 エリエール テープタイプの使い方

文字起こし

テープタイプの使い方です

今回は 外側のテープタイプと合わせて、内側に パットを使用する場合をご紹介いたします

当てる前の準備として、ギャザーを立たせるためテープが付いてる背中部分と前側になるお腹部分の両端を持ち 縦に2、3回優しく伸ばします

伸ばすことでご覧のように ギャザーが立ち上がります

中に入れるパットも両端を持ち縦に2、3回 優しく引っ張りギャザーを立たせます

テープタイプの中にパットをセットします

背中のギャザー足回りのギャザーの中にパットをしっかり入れます

これによりパットがずれにくくなります

では実際に当ててみましょう

介助者側に背を向けて寝ていただきます

テープタイプの端を少し丸めそれを体の下に差し込みます

テープタイプにはセンターラインが描かれています

あてる時に後ろ側はこの ラインが背骨に沿う ようにします。

当てる基準は、腰骨が横にある二つのテープの中間に来る位置です

体型によって多少上下します

上を向いてもらい、体の下に入っている部分を引き出します

両足の間からまずパットを引き出します。

この時パットを山折りにすると、排尿口にしっかり沿わせることができます

もう一度見てみます

山折りにすることで股間があまり開かない方でもパットが通りやすくなり、しっかりと当てることができます

鼠径部に沿わせてパットを広げます

テープタイプも山折りにして両足の間を通して当てます

足回りにギャザーを沿わせます

テープを止める前に足回りを軽く持ち上げるようにするとよりフィットして 漏れにくくなります

お腹側のギャザーにも忘れずにパットを入れ込みます

テープを止めます

フィット性を高め、ずれを防止するため下の左右上の左右の順に留めます

下のテープ2箇所を斜め上に向けて止めます

次に上のテープ2箇所斜め下に向けて止めます

ギャザーからパットがはみ出ていないか確認します

センターラインと体の中心が合っているか確認します

テープタイプの基本的な使い方は以上です 

特徴
  • パッドもテープ式も山折りで当てる
  • 当てた後に足回りを軽く持ち上げるとよりフィットする
  • お腹側のギャザーにも忘れずにパットを入れ込む
  • ギャザーからパットがはみ出ていないか確認
  • センターラインと体の中心が合っているか確認

テープを留めて終わりではなくて、

最後までしっかり確認しているね

白十字・サルバ (5:29)

引用 白十字 サルバ 紙おむつのあて方4つのポイント

文字起こし

紙おむつの当て方をご紹介する前にまず高齢者の尿がどのように流れるのか人体模型を使ってご覧いただきましょう

こちらは健康的な成人の尿の流れです

勢いよく排尿されています

一方高齢者の排尿モデルでは尿に勢いがなくちょろちょろと流れて出ているのが分ります。

このようにちょろちょろ流れでた尿は出た瞬間に紙おむつでキャッチしなければ吸収される前に体を伝って漏れの原因となってしまいます

ここで当て方のポイント その1:尿とりパッドの先端をつまんで当てるです

尿とりパッドは股間の幅よりも広いため そのまま当てると山折りにあたります

山折りにして当てたり、広く持って当ててしまうと、ギャザーが立ちにくく、横漏れにつながりやすくなります

そこでこのようにパットを先端をつまんで 当ててください

つまむことでギャザーがしっかり立ち上がり、鼠径部にフィットしやすく、横漏れを防止できます

続いて当て方のポイント その2:尿とりパッド尿道口に密着させるです

チョロチョロと流れ出る尿を出た瞬間にキャッチするために、尿道口とオムツの間に隙間を作らないよう、しっかりと当てます

このときパットから手を離さずに密着した状態を保ったまま、しっかりとおむつを当ててください

尿道口とおむつの間に隙間ができているモデルです

隙間ができているため 紙おむつに吸収する前に肌を使って、足回りの方へ尿が流れ出てしまいます。

一方ご覧のように尿道口とオムツとが隙間なく当てられていると尿が肌を伝う前に吸収するため、片側に集中することがなく 、漏れを防止できます

当て方のポイント その3:鼠径部の内側にフィットさせるです

鼠径部とは足の付け根の部分でいわゆるビキニラインです

おむつをあてる際に よく見られるのが鼠径部を覆うように、幅広に当てているケースですが

これだと体が動いた際におむつがずれて隙間ができ、漏れの原因になります

そこで鼠径部の内側に入るように沿わせて当てます

鼠径部の内側には関節がないため体が動いてもオムツがずれることがありません

当て方のポイント その4:テープを斜めに止めるです

テープを留める際、上のテープと下のテープを平行に止めると、足回りや背中周りに隙間ができやすく漏れの原因になります

そこでまず初めに、下の青いテープを止めていきます

テープにあるマークが白十字ロゴに なる角度になるまで斜め上に向けて止めてください

次に上の白いテープは斜め下に向けて止めます

この斜めの止め方が正しい装着方法です

隙間なくしっかりと当てることができます

なおこの時足回りには指一本くらいのゆとりを持たせてください

さらに上のテープを下に向けて止めることで、お腹周りを締め付けないという効果もあります

テープを平行に止めると、体を起こした際にお腹を締め付けてしまうため、食欲を減退させることがあります

以上が大人用紙おむつの当て方4つのポイントです

もう一度おさらいをしておきましょう

尿とりパッドの先端をつまんで当てる

尿とりパッドを尿道口に密着させる

鼠径部の内側にフィットさせる

テープを斜めに止める

この四つのポイントを実践することで漏れが発生する確率 はかなり下がります 

特徴

冒頭の風船人形を使っての実験は尿の流れがわかりやすくて良かった

  • ポイント4つ尿とりパッドの先端をつまんで当てる②尿とりパッドを尿道口に密着させる③鼠径部の内側にフィットさせる④テープを斜めに止める
  • 山折りは漏れるからしてはいけない

これちょっと驚いた。他の主要メーカーは山折り派が多いのに。

ギャザーを持つでも谷折りでもなく、「つまむ」っていうやり方は他に見ないなぁ…

大関美里さん (7:58)

https://www.youtube.com/watch?v=J4QELKk3kkA&t=7s

↑動画は削除されてしまった様子…

とても声が聞きやすくて、わかりやすい説明でした。

今年の始めに文字に起こしておいて良かった…

文字起こし

お尻をちょっと確認してみましょう。

膝立ちになっていただいて、よくあるおむつらしい、このモコッとしたところ、ここが折れ曲がって隙間を生んだり皮膚を傷める原因となりますので、この隙間はなくツルンと パンツのシルエットを目指していきましょう 

テープ止はちゃんと止めておいてください。皮膚を傷める原因になります 

(意:テープ止めのマジック部分が皮膚に当たると痛いので、畳んでおく)

人はこう細く股が狭くなっていく、 そこにこういう平面の物を持ってくると ここに三角形の隙間ができてしまいます。

おしっこが流れていってしまう隙間になるので、 ここはパッドの吸収体を外側に向けて、 半分に折って 、おまたの方に沿わせます。

それだけだとちょっと足りないんです。

その方の足の皮膚や肉を 、パッドの外に出してあげてください 

テープ止めの真ん中を持ちます。 

真ん中だけに力がかかっている状態です。

パットがテープ止めで抑えられているので手が空きます。

ここでちょっと細かく持ってしまいます。

ポイントはここです。

ここのお股の所の紙製品全部テープ止めとパットとどちらもぎゅっとつまみます。

一回ぎゅっとすると隙間が前に抜けます 

こうなったらおむつは自然に開いていただいて、 自分と反対側を 仮止めをしておきます。

手前から仕上げて参りますが、真ん中の圧を逃さないようにしながらテープ止めのギャザーの中にパットは入れていただいて、ここは自然に下ろしながら、後ろ側のテープ止めを手を使って、お尻をなでるようにしてテープ止めのシワがないように確認をしながら、前に持ってきて、止まる位置で留めます。

上のテープの向きは上下そんなに意識しなくて大丈夫ですが、

上のテープは斜め上から腸骨に引っかかるように。

ここが一番 細くなっても苦しくない位置なので斜め下に向かって止めます。

というの を反対側もします 

仮止めを 外して テープ止めのギャザーの中にパット入れます。

で自然に降ろしていただいて後ろ側テープ止めをお尻の方からお尻のシワがなくなるような感じで、下のテープを止めます。

そして次に上の方から下に向かってテープが止まるようにします。

最後に皮膚がテープ止めに巻き込まれていないかを外に外に流していただくと違和感が取れて隙間が無くなります 

特徴
  • パッドは山折りに半分に折って当てる
  • ももの肉は外に流す
  • 冒頭からおしまいまで、おむつのお尻部分のシワを伸ばす事、つるんとさせる事を強調しておられる

大事な事だもんね

OT安藤祐介さん (3:49)

引用 【オムツ交換】協力が格段に増える「足&手&顔」の工夫をご紹介します【安藤祐介】

全部を文字起こししたわけではなく、途中私が参考になる部分だけ抜粋しました。

声が特徴的ですな。丁寧で優しい。

わかりやすい動画です

文字起こし

オムツ交換をする前に、できるだけ足を 立ててもらうことによって、

利用者さんがベッドを蹴りやすくなったり、腰を持ち上げやすくなったり、 身体をねじりやすくなったりして、オムツ交換への協力を得やすくなります。

おむつを着ける時は、曲げたままつけると窮屈になってしまったりとか漏れやすくなる方もいるので 、伸ばしたまま着けます。

日本製紙クレシア・アクティ (3:27)

引用 アクティ® 尿とりパッドとテープ止め 組み合わせ装着のポイント「小さいパッドを使用する場合」篇

文字起こし

使い方のポイントは四つ。

はじめにパットの立体ギャザーを立てます。

パットについている立体ギャザーは横漏れを防止する役割があるので、しっかり立たせましょう。

パットの両端を持って軽く2~3回引っ張ります。

そうする事で立体ギャザーが簡単に立ち上がります。

この際パッドの端を持って振り回すと吸収体がよれてしまい、漏れの原因につながるので注意してください。

次にテープ止め本体の立体ギャザーを立たせるために、両端を持って2~3回引っ張ります。

尿とりパッドはテープ止めの立体ギャザーの内側に収めます。

テープ止めを引き、足の間から尿とりパッドを引き出します。

パットを縦半分に折り左右に振りながら引き上げることで鼠径部にしっかりと入り込み、きちんと密着されます。

テープ止め本体も縦半分に折ります。

一度体と反対側に引っ張り尿とりパッドと同じように左右に振りながら引き上げます。

テープを止めます。

まずは仮止めし片側のテープをしっかりと留めてからお尻の下のオムツを引き出し隙間がないようにします。

下のテープはやや上向きに上のテープはやや下向きに止めることでしっかり固定することができます。

もしこの時テープの位置が、内側に入りすぎている場合は、オムツのサイズが体よりも大きいことを表しています。

もうワンサイズ小さいサイズに変更することをお勧めします。

体にきちんとフィットしていないとこうした状態になり、漏れの原因につながります。

最後に鼠径部に手を合わせ隙間がなければ完了です。

四つのポイントのおさらいです。

ポイント1:パットとテープ止め本体の立体ギャザーを立てる

ポイント2:パットをテープ止め本体の立体ギャザーの内側に収める

ポイント3:尿道口とパッドを密着させる

ポイント4:テープでしっかり止める 

特徴
  • ポイント4つ①パットとテープ止め本体の立体ギャザーを立てる②パットをテープ止め本体の立体ギャザーの内側に収める③尿道口とパッドを密着させる④テープでしっかり止める
  • パッドは振ってはいけない
  • パッドは谷折りで当てる

パッドは谷折りにして、

左右に揺らしながら当ててたね

谷折り派は珍しいね

王子製紙ネピア・ネピアテンダー セット方法 (1:53)

https://ml.visuamall.com/ml3/nepiasystem/api/embedded/?em=0sTGqyqcL8kUAFNMVD4pVg..oRaGnM6geEXfD1ACNExHBg..

引用 王子製紙ネピア テープタイプとパッドのあて方「テープタイプのセット方法」

ネピアのサイトからはもう行けなくなっている動画集です。

リンクを押さえておいて良かった…

文字起こし

まず使用するテープタイプとパットを一枚ずつ用意します。

テープタイプを広げ左右にやさしくひっぱり立体ギャザーを立てます。

次に同じようにパットの立体ギャザーを立たせテープタイプの上に重ね股下部はテープタイプの立体ギャザーの内側に入れます。

このような大判パットを使用される場合お尻の部分は立体ギャザーの上に乗っていても構いません。

装着の際はお身体を横向きにします。

テープタイプの端を外側に巻き込み、お体の下に差し込みます。

テープタイプの吸収体の背中側の端が、腸骨の上あたりになるようにセットします。

この時テープタイプの中心にあるセンターラインを、背骨に合わせます。

お体を仰向けに戻し、反対側のテープを引き出します。 

王子製紙ネピア・ネピアテンダー 女性の場合(1:36)

https://ml.visuamall.com/ml3/nepiasystem/api/embedded/?em=5pS1RtGfZiCrJ8UjGOOI6g..9TKnB6tYz6dqoO1Kqv1mYQ..

引用 王子製紙ネピア テープタイプとパッドのあて方「女性の方向け」

文字起こし

ここでは女性の方向けのテープタイプとパットの当て方をお紹介します。

女性の場合はパッドを山折りにします。

山折りにした後股の間から引き上げパットの吸収体を隙間なく尿道口に近づけます。

当てる際、鼠径部の皮膚を手で軽く押さえながら皮膚がパットの内側に入らないよう鼠径部に沿わせます。

こうすることでお体にフィットしてより漏れにくくなります。

次にパットがずれないよう手で軽く押さえておきテープタイプをお腹まで引き上げます。 テープタイプの立体ギャザーを鼠径部に沿わせます。

お腹側を整えセンターラインがおへそに来るよう調整します。

次に下側の左右のテープを斜め上に向かって止めます。

漏れが発生しやすい足回りから止めると横漏れ防止になります。

最後に上側のテープを腸骨を覆うように、斜め下に向かって止め、お体にフィットさせます 。

特徴
  • パッドは山折り
  • 手で軽く押さえながら皮膚がパットの内側に入らないようにする

王子製紙ネピア・ネピアテンダー 男性の場合(1:45)

https://ml.visuamall.com/ml3/nepiasystem/api/embedded/?em=cQVBxlBiv_sZgcx9JwbmNg..SNQZzQUS_E4HZmkmwsSYPA..

引用 王子製紙ネピア テープタイプとパッドのあて方「男性の方向け」

文字起こし

ここでは男性の方向けのテープタイプとパットの当て方をご紹介します。

映像の男性器は下向きのため尿道口は下側です。

男性の場合はパットを谷折りにします。

谷折りにしたパッドを股の間から引き上げ、パットの吸収体を隙間なく尿道口に近づけます。

鼠径部の皮膚を手で軽く押さえながら皮膚がパットの内側に入らないよう、鼠径部に沿わせパッドを性器の形状に整え、漏れにくくします。

次にパットがずれないよう、手で軽く押さえておき、テープタイプをお腹まで引き上げます。

テープタイプの立体ギャザーを鼠径部に沿わせます。

お腹側を整えセンターラインがおへそに来るよう調整します。

次に下側の左右のテープを斜め上に向かって止めます。

もれが発生しやすい足回りから止めると、横漏れ防止になります。

最後に上側のテープを腸骨を覆うように斜め下に向かって止め、お身体にフィットさせます 。

特徴
  • パッドは谷折り
  • 皮膚がパットの内側に入らないように手で押さえる

花王・リリーフ 準備篇 (1:09) 

引用 花王 リリーフ モレ安心パッド テープ式用 尿とりパッドの使い方 準備篇

文字起こし

まず、尿取りパットの両端を待って軽く引っ張り、立体ギャザーをしっかりと立てます。

尿取りパッドの立体ギャザーは尿や軟便をせき止める役割をしており、ここが寝ていると漏れの原因になります。

尿とりパッドは広い面に尿をしっかりと吸収させるために女性は広い面を背中側に、男性は広い面をお腹側に当ててお使い下さい。

いずれも左右中央に置きましょう。

漏れにくくするコツは、背中側の尿とりパッドの端をオムツの吸収体から、およそ3センチほど内側になるように置きます。

このように背中側の吸収体からはみ出ないように置くことで、背中から漏れにくくなります。

特徴
  • 女性は大きい面を後ろ、男性は前
  • 背中モレ注意のあて方

花王・リリーフ テープ式とパッドの使い方 (2:18) 

引用 花王 リリーフ 尿とりパッドの使い方(テープタイプ)

文字起こし

体を横向きにして、体の下に敷き込みやすいように、オムツの端を折り、オムツの中心を背骨の位置に合わせるように起きます。

上側のテープを腰骨の位置よりも上に置くのがポイントです。

体をゆっくりと仰向けに戻します。

尿とりパッドを足の付け根にしっかりそうように引き上げましょう。

おむつのしわを伸ばしながら左右に広げます。

 

続いて下側のテープから左右順番に止めます。 

次に上側のテープを左右順番に止め、身体に合わせます。

ウエスト部分がゆるくなりすぎず座った時に苦しくならないように、指一本程度の余裕が目安です。

お腹周りが細い方の場合は、上のテープを斜め下向きに、

足周りが細い方の場合は、下のテープを斜め上向きに、

身体全体が細い方の場合は、上下のテープを交差して止めましょう。

いずれもテープを止めた位置が左右対称になるように注意しましょう。

なお尿とりパッドだけを交換する場合も同様に行いましょう。

新しい尿とりパッドを広げて、横に置いておくと、スムーズに交換できます。

使用後は汚れた部分を内側に丸め、左右のテープで止めて廃棄します。

特徴

モデルさんがむちむちしているし

おむつを当てている間ゆらゆらするし、

実際のおむつ交換のような臨場感があってわかりやすかった

他のメーカーの動画のモデルさんは、

痩せてるし筋肉しっかりしてて動じないんだよね。

  • パッドはギャザーを持ちながら当てる

光洋 仰臥位編 (1:38) 

光洋はサイトに動画のページがあります。

引用 光洋 紙おむつのあて方ムービー

テープタイプと尿取りパッド 仰臥位編

引用 光洋 テープタイプと尿取りパッド 仰臥位編

文字起こし

オムツと尿とりパッドの当て方です。

パットの立体ギャザーを立たせ縦に伸ばします。

オムツのテープを広げて前後に伸ばし立体ギャザーを立たせます。

おむつとパッドの股ぐり同士を合わせて準備をします膝を立てしっかり横を向いていただきます。

上のテープは腰骨よりも上に、センターラインがお尻の割れ目に来るように合わせます。

下側のテープはしっかりと体の下に 入れ込み、おむつを体に巻きつけ、 仰向けになっていただきます。

パットの立体ギャザーをもち、皮膚をよけるようにして 鼠径に沿わせ左右ともに当てます。

 

パットは横に広げます。オムツも立体ギャザーを軽く持ち 内腿の皮膚を避けるように足の付け根に沿わせます。

オムツのセンターラインをおへその位置に合わせ横に広げます。

左右の下のテープから順番に止めます。

上のテープは腰骨引っ掛けるようにとめます。

お腹とおむつの間に手のひらが入る余裕を残して完成です。 

特徴

 

手際はめちゃくちゃいいんだけど、

カメラワークが肝心なとこが見えないし、

早すぎて見えない。

 

  • パッドもテープ式も、ギャザーを持って当てている
  • パッドもテープ式も、当てる時は鼠径部を手で押さえて皮膚を巻き込まないようにしている
  • パッドの事は「パッド」だけど「テープ式」の事を「おむつ」と呼んでいる(いえ別に良いんですが…)

光洋 拘縮編 (1:44)

テープタイプと尿取りパッド 拘縮編

引用 光洋 テープタイプと尿取りパッド 拘縮編

文字起こし

オムツを広げて前後に伸ばし、立体ギャザーを立たせます

パッドの立体ギャザーを立たせ、おむつとパッドの股ぐり同士を合わせ、準備をします

肘で軽く身体を支えながら、オムツを合わせていきます

オムツのセンターラインがお尻の割れ目に来るように、上のテープは腰骨より上に合わせます

下側のテープ部分はしっかり体の下に入れ込み、オムツを体に巻きつけ元に戻っていただきます

パッドを半分に折り足の間から通します

バットの立体ギャザーを軽く持ち、皮膚を引っ張り込まないよう内ももの皮膚を後ろから外側に引きます。

オムツも半分によりしっかりとしわを伸ばしながら足の間から通します

オムツの立体ギャザーを軽く持ち、皮膚を引っ張り込まないよう内ももの皮膚を後ろか外側によけます。

オムツの前の部分が足回りに引っかかることがあるので、そけいのラインに合わせてオムツの前の部分を折ります

テープは左右の下のテープから順番に停めます

お尻部分に隙間ができやすいので斜め上に向けて止めます

上のデートはこしぼねに引っ掛けるように斜め下に向けてとめます。

リブドゥコーポレーション・リフレ (3:08) 

引用 リブドゥコーポレーション クロスフィット(R)テープ 使い方

文字起こし

テープ止めタイプの紙おむつを開き吸収体の面が外側にくるよう真ん中で二つにおります

折り目の部分を背中に合わせ位置を決めていきます

最初に体の中心に来るよう 背骨の部分に合わせます

次に吸収体の端の部分が骨盤の延長線上に来るように合わせます

中心をきめたら折り目の部分を合わせます

背中のギャザーを伸ばしながら体を包みます

体の中心を押さえていた手を離し、ずれないように軽くおさえます

接着部分が直接お肌に触れないようにするため、抑えている側と反対側のテープ部分を2、3回、内側へ折り返します

背中のギャザーをピンと伸ばし垂直に当てていくと、しっかりフィットさせられます

ベッドとの隙間 に、折り返したテープ部分を敷き込みます

一緒に使うパットを広げ、上に置くのではなく、テープ止めタイプの 立体ギャザーの中に入れて行きます

ギャザーが二重になり、漏れの防止になります

体の下側にしき込んだテープを取り出します

テープの部分をお腹にあて、左右のバランスが合っているかをチェックします

パットの立体ギャザーを持ち軽く捻るような感じで鼠径部に沿わせます

パットがずれないように軽く押さえたら、立体ギャザーを持ちます

軽く内側にひねりながらパットの 外側を包み込むように沿わせます

鼠径部フィットさせたら腹部に沿うように広げます

この時無理に引き上げないようにしてください

足回りをフィットさせるように、下のテープを斜め上に引き上げ足回りに沿って止めます

上のテープをお腹にフィットするよう斜め下に向けて止めます

この時足の動きを妨げないよう足の付け根を出すように装着します

下のテープを止める際、根元側の青色の接着部分がお肌に触れる場合は、一つ大きいサイズをお選びください

2番から3番の間に根元のテープが来る場合がぴったりサイズです

お尻周りがすっきりお腹周りがぴったり止められました 

特徴
  • パッドを当てる前に一旦テープの長さを確認
  • パッドもテープ式もギャザーを持って鼠径部に沿わせて当てる

★「スマートフィット(テープ止めタイプ) 使い方」の動画を見ると、

パッドもテープ式も谷折りで当てている…。

従来品スマートラインシリーズとで、

何か構造が違うのかなぁ…?

まとめ

冒頭で紹介したユニ・チャームの方の、施設で教えている動画は、教えている方のキャラクターもありとても楽しくて見ごたえがありました。

各おむつメーカーの動画は短い時間でポイントを押さえて教えてくれており、わかりやすいです。

●ポイントに分けて紹介するメーカー
  • ユニ・チャーム ポイント4つ:ギャザーの機能を活かす②尿取りパットが最も吸収する箇所に当てる③オムツの間に隙間を作らない④おむつ全体をずらさない 
  • 白十字サルバ ポイント4つ:尿とりパッドの先端をつまんで当てる②尿とりパッドを尿道口に密着させる③鼠径部の内側にフィットさせる④テープを斜めに止める
  • 日本製紙クレシア ポイント4つ:①パットとテープ止め本体の立体ギャザーを立てる②パットをテープ止め本体の立体ギャザーの内側に収める③尿道口とパッドを密着させる④テープでしっかり止める

言い回しが違うだけで大体一緒かな?

1・ギャザーを立たせる

2・尿道口に当てる

3・鼠径部に沿わせる

4・テープを正しくきちんと留める

5・パッドはテープ式ギャザーの中に収める

6・隙間を作らない

また、パッドを当てる際に「山折りにする」「ギャザーを立てる」でメーカーが分かれる感じで興味深かったです。まさかの4パターンあったんですね。

●ギャザーを持って当てるメーカー
  • 花王
  • 光洋
  • リブドゥコーポレーション(従来品)
●山折りにして当てるメーカー
  • ユニ・チャーム
  • アテント
  • ネピア(女性)
●谷折りにして当てるメーカー
  • 日本製紙 クレシア
  • リブドゥコーポレーション(スマートラインシリーズ)
  • ネピア(男性)
●つまんで当てるメーカー
  • 白十字サルバ

 

今回は以上です。

ここまで読んで下さいまして、ありがとうございました。

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