老後が不安…
どうしたんだい急に
結婚せずこのまま一人で暮らすのは全然ええねんけどな、病気になった時とか入院した時が不安やねん。
私が入院した時の手続きは子供がしてくれたし、孫も毎日来てくれたし、下着やら必要な物は適宜みんな持って来てくれたわよー!今からでも遅くないし、結婚したらいいじゃないの。
イラッ
あ。イラッとしたはる
特に結婚願望もなく、1人気ままに生活を送っている人は少なくないと思います。
しかし年を重ねる毎に老後が不安になりますね。
お金はいくら必要なのか。
暮らす住居も、高齢者一人ではどこも貸してくれません。
倒れた時に駆けつけてくれる人、入院の手続きや荷物を持って来てくれる人もいません。
最近は本屋さんでも「老後」に関する情報が溢れていますね。
今回は独り身の老後の不安を「少しでも」解消する方法として記事を書いていきます。
と言ってもお金を稼ぐ方法とか、これをしておけば絶対安心とか、そのような事は何も書けません。
今後どうしたもんかなあと不安を感じている、40代未婚当事者として、私が「少しでも」解消したい事を調べて、書いていくだけの記事です。
1.未婚の私が知りたい事
本屋に行けばいくらでも「老後はこれだけあれば大丈夫」的な雑誌を見る事が出来ます。
今回はお金に関する事(貯める・稼ぐ・運用・節約など)は調べず、それ以外の事を調べてみます。
今私が知りたいのは
- 我々の仲間(未婚の人)は何人いるのか?
- 保証人はどうすれば良いのか?
- 住む場所はどこが良いのか?
- 結婚した方が得なのか?
の4つです。
1-①我々の仲間(未婚の人)は何人いるのか?
日本人の未婚率は今どれくらいなのでしょうか?
2015(平成27)年は、例えば、30~34歳では、男性はおよそ2人に1人(47.1%)、女性はおよそ3人に1人(34.6%)が未婚であり、35~39歳では、男性はおよそ3人に1人(35.0%)、女性はおよそ4人に1人(23.9%)が未婚となっている。長期的にみると未婚率は上昇傾向が続いている
引用 内閣府 未婚化の進行
30代後半女性の、4人に1人しか未婚じゃないんやなぁ…少数民族。
ちなみに現在の私の職場では、30代以上の全員が結婚しています。私を除いて。
従業員数20名弱の小さな施設ですし、そうなるんでしょうね。
従業員数が多いほど未婚者は増え、少ないとそれだけ少なくなります。
以前の職場は300名くらい従業員がいたからか、40代独身の女性が数多く働いていました。
職場によって、肩身が狭くなったり気にならなくなったりします。
ちなみに生涯未婚率は
・生涯未婚率:50歳時の未婚割合は生涯未婚率とも呼ばれる。
・2015(平成27)年は男性23.4%、女性14.1%
となるそうです。
え。100人のうち14人が未婚って考えたら、結構多いですね。
その14人で一緒に遊びに行きたい…
1-②保証人はどうすれば良いのか?
何かあった時に必要になるのが保証人です。
病院で手術が必要となった時にも、保証人のサインがないと出来ません。
介護の仕事をしていく中で「成年後見制度」を知りました。
成年後見制度とは
認知症,知的障害,精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は,不動産や預貯金などの財産を管理したり,身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり,遺産分割の協議をしたりする必要があっても,自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また,自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を結んでしまい,悪徳商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し,支援するのが成年後見制度です
引用 法務省 成年後見制度
私が現場で見てきた成年後見人のいる利用者さんは、夫と死別し、子供もいない方だったり、知的障害のある方だったりしました。
こういう制度、もっと若年層にもないだろうか??
「保証人」と言うとや〇ざとか金融とかを連想するので若干怖いですよね。
去年、私の勤める施設に営業で来られた方が「一般社団法人 高齢者支援協会」の方でした。
身寄りの無い方の保証人として、入院時に手続きをしたりしますという説明を聞いて、
「え。そういうのって、月々いくら支払うのですか?」
と聞くと
「大体月1万円くらいですね」
との返事。ほほう…( ..)φメモメモ
ちなみにこちらです↓
ただ、検索ワードで続けて「評判」と打つと色々な事がわかります。
利用する場合は納得いくまできちんと担当者の話を聞いた方がいいですね(当たり前ですが)
きちんと調べずにいると、詐欺被害にあうかもしれません。
過去にはこのような事件もありました…↓
身元保証を行うなどとして身寄りのない高齢者から合わせておよそ9億円を預かった公益財団法人「日本ライフ協会」が、預託金の一部を不正に流用し破綻するという問題も起きました。
引用 NHK 生活情報ブログ
選ぶ際は
- 信頼度や実績
- 月々の料金
- どんな事をしてもらえるのか
をしっかり調べた方が良いですね。過去に何かあればネットですぐにわかります。
さて上の「かたつむりトラスト」のサイトの「よくある質問」の所に、
「入会するのに、年齢要件はありますか?」という質問があり、それに対して
特にありません。何歳の方でも入会いただけます。実際には65歳以上の方が多いですが、50代の方も在籍されています。これは、元気なうちに老後の準備をしておこうという意識が、社会全体に浸透してきていることの表れと思われます。かたつむりトラストとしても、何かあってからではなく、できるだけお元気なうちに入会され、ご安心いただくのがベストであると考えております。
と答えているではありませんか!!!
40代の私でも良いのかな…
ちょっとー。よく考えるんだよ
今すぐここに入りたい、というわけではありませんが、でもこういう組織もあるんだ、という事が知れて、ひとまず安心しました。
上で紹介したNHK生活情報ブログには
が紹介されていました。
もしかしたらこういうところ、今後増えるかも…
「身元保証 会社」で検索するといくつか出てきますね。
いつか契約して、自分の身元保証支援をしてもらいたいなー
1-③住む場所はどこが良いのか?
高齢に限らず若年者でも、住居を決める際には「身元保証人」が必要です。
場合によってはカード会社との契約をその代わりとしている所もあります。
私が今住んでいる団地は、UR賃貸といって、よくCMでも流れていますが、身元保証人が要りません。
1.UR賃貸
UR賃貸住宅とは、都市再生機構(UR都市機構)という独立行政法人が管理している公的な賃貸住宅のこと。全国に約74万戸あり、そのなかには従来の公団住宅のほか、最新設備を備えたハイスペック住宅も含まれている。
引用 UR賃貸ってなに?
ちなみにUR本家のサイトはこちら↓
デメリットは駅から遠かったり、設備が古かったりするところです。
保証人がいらない代わりに、収入や貯蓄がしっかりある事を証明できる事も必要です。
そういえばエレベーターで出会う人はお年寄りが多い印象(もちろんファミリー層も見かけます)。
2.高齢者向け賃貸
私が見つけたのは↓の2つになります。
URと、積水ハウス。
シルバー住宅は東京と大阪にしかないようです。
出来れば住み慣れた場所で、低賃金で、支援員がいて…とはなかなかいかないようですね。
3.低家賃マンション
敷金・礼金・手数料・更新料が全て無料!
この↑広告いいな~と思いつつ見ていましたが。
でもこちらのサイトの「よくある質問コーナー」には、年齢制限などは書かれていません。
必要書類が
① 印鑑:家賃支払が口座引き落としの為、銀行届出印
② 身分証:以下の2点
– 公的身分証: 運転免許証、健康保険証、住基カード、在留カード(外国人)、外国人登録証(外国人)など
– 住民票の写し(発行から3ヶ月以内のもの) ※住民票の写しは契約時までに必須
③ 収入証明 所得証明書、直近1ヶ月分の給与明細
ここには「保証人」についても書かれていませんね。
敷金、礼金、更新料、仲介手数料がかからないうえに家賃も安いというのはUR賃貸並に良い条件だと思います。
4.住む場所が決まったら、あとはどう生きようか
定年を迎えたあと、どこでどう暮らせば良いだろう…?
高齢者向け住宅には60代から入れる所もあるので、
そこに60歳から入居して、
65歳までしっかり正社員で働いて、
定年後もそこで住み続けながら、バイトなどをして、細々と暮らしていこうかなあ…。
そして公民館の介護予防教室に通って、
知り合いを作って、
健康に気を付けて、節約もして、
何か不安な事があれば地域包括支援センターに行って…(ぶつぶつぶつ…)
まだまだ先の事だけど、具体的に想像して、情報を集めていくのは大事だね。
5.ゆるゆるした働き方や過ごし方
働くのは続けたいなぁ…
働きたいけど、高齢になるとどんな持病を抱えるかわからない。しょっちゅう休んでしまうかもしれない。しっかりしているつもりでも忘れっぽくなっていて、仕事でへまをして、誰かに迷惑をかけるかもしれない。
雇われずに、自分で好きな時に働けるような仕事って、何かないだろうか?
→何と。あるんです。
自分のスキルを売り買い出来るという、この2つです↓
①スキルのフリマ【ココナラ】
実は私、ココナラで、ブログの書き方やアドセンスの受かり方を教えてもらいました。ここでプロの人に教えてもらって、たった7記事でグーグルアドセンスに受かる事が出来たのです。
以前のブログでは1年以上かけても受からなかったのに。
一から自分で学ぶよりも、その道のプロの人にお金を払って直接教えてもらう方が、はるかに効率が良いですよ!
いつか自分も、何か特技を売れたらなあと思います。
老後は、デイには行きたくないなぁ…
デイには行かずに、漫画喫茶で漫画を一日中読んでいたい。たまに漫画喫茶を休んで、ココナラで自分の知識を売ったりして。
ゆるゆるとして、誰も傷つかないそんな未来があるのなら、今頑張って働いている甲斐があるなあと思います。
1-④結婚した方が得なのか?
なんかさ、結局、結婚した方が世の中は得みたい…
なんだかんだ言いながら、気にしないわけにはいかない「結婚」。
面倒だからしないけど、機会があればしてみたい。
いや、違うやっぱり、面倒くさい。
周りの女性のように、婚活を頑張るほどの情熱は全く持てない。
私は同調圧力には決してくじけないとても強い心を持ってきたけれど、
「結婚は誰もがするもの」という前提で話をされるのはとても面倒くさいし、
こちらが選んで「しない」事を「できない」とはなから決めつけて、見下されて馬鹿にされるのは、心外である。心が折れる。
こうなったら、偽装で結婚でもするかぁ…
なんて、目に見えない敵を納得させるために自分の戸籍をどうにかする事まで考えた。
正直に言うと、子供は好きじゃないし、いらない…。
結婚もしたくない…。
でも、出来れば一緒に住む同居人はほしい。
そして出来れば、世間を黙らせる為に、それは異性であった方が良い。
たまに一緒にどこかへ遊びに行ったりもしたい。
そういう恋愛とか愛情とか抜きでなら、結婚という形でも良い。
1.シェアハウスという選択
そういえば「高齢者向けのシェアハウス」なる物も最近は注目を集めているそうです。
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うーん…私の送りたい生活とは少し違うけど、そういうのもありかもしれない。
●シェアハウス情報サイト↓
【オークハウス】
↑このサイトを見たら、何だか素敵な部屋の写真が…!
おしゃれだねー
うん?でも一番下のグラフ、「年代」では50代以上はやっぱり少ないみたいですね。
まとめ
今回、漠然とした不安と向き合い調べる事で、独り身の老後の不安を、とりあえず私は少し解消出来ました。
保証人…住む場所…同居人…
これらの情報を少しずつ集めながら生きていこうと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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