鼻がでる…誰かティッシュちょうだい
あいよ、たくさん持って行きな(バサバサバサッ)
うわ!巾着の中、ティッシュだらけだ~
介護に携わる皆さんの、仕事のカバンの中にはどんな物が入っているでしょうか?
ケアマネさん、介護福祉士さん、看護師さん…職種によっても違うと思います。
今回はカバンの中に入れておくのにおすすめの物をご紹介したいと思います。
1.カバンの中にちょい足ししておきたい、おすすめの物
名刺、スケジュール帳、印鑑、捺印マット、朱肉、ティッシュ…
職種によっては持っている物も被るかもしれません。
しかしここではあえて、皆と被らなそうな物をご紹介したいと思います。
それは
- シール
- 良い香りのハンドクリーム
- 黒い枠
の3つです。
1-①シール
以前SNSで知ったのですが、
泣いている子供にシールを渡すと泣き止む
のだそうです。
それを知って以来私もシールをカバンに入れています。
↑これは私のシールコレクションですが、
これらを切って小分けにしてカバンに忍ばせておりました↓
ついに渡す機会がありました。
利用者さんの外来受診に付き添った時、待合室でしばらく待っていたら、横で大泣きする子供が。
「ここだ…!」
「あの…良かったらこれどうぞ(;´・ω・)ノ」
とシールを親御さんに見せて、「あ…ありがとうございます」の返事を得て子供に渡しました。
すると 泣き止んだ…!!
席に戻ってから、それを見ていた利用者さんと
「泣き止んだねー( *´艸`)(*‘ω‘ *)ねー」とほっこりしました。
検証結果:シールは本当に効く(まだ1回しか渡せてませんけどね!)
シールは薄くて持ち運びにかさばる事がないので、1枚カバンに入れておくと良いかもしれません。
ちょっとした人助けができます。
1-②良い香りのハンドクリーム
これも上記利用者さんと外来受診に付き添った時の事なのですが、
長時間待たされて、暇だったのです。また、寒かったのです。
なので、私のカバンに入っていたハンドクリームを自分の手に付けて伸ばし、
「〇〇さんも手にクリーム付けましょうか?寒くてあかぎれになったら嫌ですし」
と言って、手に塗らせてもらいました。
「まぁ~ええ香り(*´▽`*)」と喜んでもらえました。
※これはたまたま同性同士で、穏やかな人で、香りに過敏ではない方だったからできた事です…。
性別とか、性格とか、敏感肌とか、少しの香りにもふらふらして気持ち悪くなってしまうような、香りに敏感な人には向いていませんしので、ご注意を。
今回は香りの良いものをおすすめしましたが、
より多くの人に使える物をお探しの場合は、無香料で無着色、防腐剤フリーの
「ベビーワセリン」
がおすすめです。敏感肌の方にも使えます。
1-③黒い枠
以前ライトハウスという、視覚障害のある方への支援を行う施設に研修に行きました。
その時に弱視体験をさせてもらいました。
弱視と言ってもぼやけて見えるパターンや視野が狭くなるパターンなど色々あるのですが、
それを特殊なゴーグルをつけて、疑似体験をするのです。
新聞の読みづらい事…!
ペンを渡されて、書類の「ここにサインをして」と言われても、なんとまあ見にくい事…!!
ああ、弱視の人はこんな世界に住んでいたのか、と体感出来ました。
上のサインの時は、その後
黒い枠を付けて示されました。
例えばこんな感じです↓
①黒い枠(黒い折り紙の真ん中をくりぬいた物)を準備
②ごちゃごちゃと情報がたくさん書いてあり、かつ署名の必要な書類を準備
※会員番号の所に数字が3つ書かれていますが、これは私個人の番号ではなく上3桁の数字ですのであしからず…
③署名が必要な部分に黒い枠を置く
ああ…!なんて見やすいの?!
感動して、職場に持ち帰り、現場でも役立てています。
視力が弱い方だけでなく、重度の認知症の方にも応用出来ました。
字は書ける、名前も書けるけど、こちらの言う事が伝わらない、若い頃に事務職をされていた方。
指で「ここに書いて下さい」と示しても、あちこちに名前を書いてしまわれるのですが、
この黒い枠を付けて示すと、ピンポイントにしっかりと、枠内に名前を書いて下さいました!!
この黒い枠もシール同様、薄くて持ち運びに困らないので、おすすめですよ!
まとめ
今回はあまり人と被らないであろう、カバンに入れておいて損はない、おすすめの物をご紹介しました。
シールや黒い枠は、薄くて持ち運びに困らないので、良かったらお試し下さい。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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